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ゆりbutainunana

Author:ゆりbutainunana
デザインとイラストの仕事をしています。アートボランティアとして横浜をうろうろしていることも。
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ヨコハマトリエンナーレ2011/横浜美術館

ヨコハマトリエンナーレ2011へ観客として観に行ってきました。感想を書きますの横浜美術館編です。ヨコハマトリエンナーレは今回メイン会場が横浜美術館とBankART NYKの2カ所です。そのメインの2カ所に今回はゆっくり作品を観に行ってきました。今回のヨコハマトリエンナーレのテーマが、OUR MAGIC HOUR-世界はどこまで知ることができるか?ーこのテーマを作家がどう解釈するか。そして、横浜美術館をどう活用していくか。さらに... <strong><span style="color: rgb(255, 102, 0); ">ヨコハマトリエンナーレ2011</span></strong>へ観客として観に行ってきました。<br />感想を書きますの横浜美術館編です。<br /><br /><img alt="110807a.jpg" border="0" width="510" height="381" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807a.jpg" /><br /><br />ヨコハマトリエンナーレは今回メイン会場が横浜美術館とBankART NYKの2カ所です。<br />そのメインの2カ所に今回はゆっくり作品を観に行ってきました。<br /><br />今回のヨコハマトリエンナーレのテーマが、<br /><strong>OUR MAGIC HOUR<br />-世界はどこまで知ることができるか?ー</strong><br /><br />このテーマを作家がどう解釈するか。そして、横浜美術館をどう活用していくか。<br />さらに、震災を乗り越えた国際展ということで、震災後の日本、横浜でどのような表現を展開されているのかを注目したいなと思っていました。<br /><br /><img alt="line2.png" border="0" width="369" height="18" src="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/line2.png" /><br /><br /><br /><img alt="tug11.png" border="0" width="71" height="31" src="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/tug11.png" /><br /><br />今回国際展とはいえ、横浜では初めて美術館内での展示になります。<br />その環境をどう自分の作品に反映させるかを一番考えられていたのが、<br />安部泰輔さんと、田中功起さん岩崎貴宏さんかなと感じました。<br /><br /><img alt="110807i.jpg" border="0" width="381" height="510" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807i.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">安部泰輔《どこから来てどこへ行くのか ルネ・マグリット(王様の美術館)》</span><br /><br />安部さんの作品は、通路の上に旗のように掲げてあったものですが、よく見ると横浜美術館では見慣れたフォルムが布で再現されています。会場を見渡すと、部屋の向こうに展示されていたり。つまり作品のモチーフになっているものが、横浜美術館収蔵作品なのです。この作品たちを現代アートと一緒に展示しており、今回のトリエンナーレの特色となっていますが、その特色にうまくかぶせたという言い方は正確ではないでしょうが、今回のトリエンナーレをどう解釈するかの一つの答えとしては面白いのかもしれないなと思いました。<br /><br />安部さんは大分で活動されているアーティスト。以前から黄金町でも活動されていたり2005年のトリエンナーレでも出品されているなど、横浜とは縁のある方でもあります。端切を使っていろいろなものを視覚化する試みを行ってきており、今回も「横浜をどう表現するか」の答えとして、収蔵作品と船舶用の文字旗が堂々とモチーフとして使用されています。さらに、福島への思いを込めて一つだけ福島県立博物館収蔵の埴輪が表現されているものも。<br />新作において、震災後の日本発信の国際展でいかに被災地へのメッセージも込めるかは期待していた部分もあったのですが、安部さんは見事に盛り込んでいらっしゃった。<br />横浜の展示室に福島の作品を借りて展示されているようなそんな感覚になりました。<br /><br /><br /><br /><img alt="110808b.jpg" border="0" width="510" height="381" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110808b.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">田中功起《美術館はいっぺんに使われる》</span><br /><br />田中さんはこの前森美術館のトークを聞きに行ってきたので、作品がどうしてこのように展示されているのかを再確認してきた、という感じです。<br />具体的にどのような話があって、展示における田中さんの意図はというのは後々別の記事として書こうと思っていますが、随分前にBank ARTで話を聞いた時の田中さんの作品から比べると、アメリカに渡って人と人とのつながりやコミュニケーションの過程を追いかけているようになったところはとても変化した点なのかなと感じました。映像一つ一つ観ていると相当長居してしまうのですが、置いてある(横浜美術館の備品)椅子や畳でゆっくりくつろぎながら作品を眺めて、田中ワールドに浸れるのもうれしいところだなと思いました。あえて雑多な雰囲気になっている展示は田中さんの実験を含めた横浜美術館への挑戦のような気がして(笑)とても面白かったです。<br /><br /><br /><br /><img alt="110807j.jpg" border="0" width="381" height="510" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807j.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">岩崎貴宏《out of Disorder コスモワールド》</span><br /><br />私は岩崎さんの作品を今回初めて拝見したのですが、望遠鏡だけが会場に置いてあります。そこに注釈が。覗き込むと、横浜のシンボル、コスモクロックとランドマークタワーが見えます。この作品、素材がほこりと書いてあります。小さな小さな作品で、望遠鏡の先のアトリウム空間に白い布の上にぽつんと小さなオブジェが置いてありました。<br />横浜美術館で横浜を覗く。横浜の風景を横浜美術館で体験する。そんなトリックのような、横浜美術館の空間自体を楽しめるような作品でした。<br />岩崎さんは、日用品を利用してプラモデルのような造形をつくるアーティスト。これでこのかたちを作っているの?と驚いてしまうような造形を作っているそうです。今回の作品もとても繊細。そして儚い印象を持っています。一歩外へ出れば大きな本物が建っているような場所で、こんなに繊細なミニチュアが観られるとは。<br /><br /><br /><img alt="line2.png" border="0" width="369" height="18" src="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/line2.png" /><br /><br />ここからは展示が面白かった作品を。<br /><br /><br /><img alt="110807c.jpg" border="0" width="510" height="381" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807c.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">石田徹也《捜索》<br />ルネ・マグリット《王様の美術館》</span><br /><br />石田さんの作品とマグリットが横に並んでおり、シュールレアリズム新旧比較となっています。でも石田さんは自分がシュールレアリズムだと意識して描いていたのでしょうか。まさに不思議な風景を描く先駆者マグリット、でも石田さんの作品の不可思議さには太刀打ち出来ないなと感じました。今回展示されてる「捜索」のテーマが電車。石田さんがその後轢死し、31歳という若さで亡くなったという事実が頭を過ぎってしまい、彼自身の生き方と作品のシュールさが合間ってマグリットに対抗している様に感じました。私は作品自体だけでなく、作家の背景も追ってしまうので、どうしてもそう解釈してしまいます。<br /><br /><br /><br /><img alt="110807e.jpg" border="0" width="381" height="510" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807e.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">マッシモ・バルトリーニ《オルガン》</span><br /><br />円形の天井がある空間に突如現れた鉄パイプ。工事現場のように組んでいましたが、じつはここから音楽が。この鉄パイプパイプオルガンで独特な音を響かせています。このスペースは天井の丸さから音がすごく反響するようになっており、その特長を生かした展示になっていました。隣にはダミアンハーストのステンドグラスを模した蝶の羽を生かした作品「知識の木」が。向かいにはチョン・ジュンホの「弥勒菩薩半跏思惟像」とコプト織裂が展示されており、さながら聖堂のようです。テーマに合った展示となっており、まさに幽玄を思わせる取り合わせでした。でも、私は率直な感想としては、マッシモ・バルトリーニのオルガンがすべての雰囲気を構成しており、相乗効果というよりは、オルガンあってこその空間だったように感じます。<br /><br /><br /><br /><img alt="110807f.jpg" border="0" width="510" height="381" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807f.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">杉本博司《神秘域(かみひそみいき)》</span><br /><br />杉本さんはご自身でコレクションされている古美術と写真や映像を組み合わせて構成されていました。この作品の入り口には「塩小賣所」と書かれている看板が。この看板、実はちゃんとしかけとして展示されているものなのですが、今回のタイトル「our magic hour」を受けて一番作家としての独自の答えを出していたのが杉本さんの展示だったように思えます。ご自身の作品と、古来から伝わる古美術。その一つ一つに、杉本さん自身が考えた注釈が入っており、その一つのものを通して、人が知ることのできないようなさらに広い世界を覗かせてもらっているような感覚になるのです。見えないものを視覚化するということ、とても遠いところにあるものが目の前にあるという不思議さ。空間を超えて時空を超えて。とある人へのオマージュとして置かれたものたちが狭い空間の中で呼応しあっている様子は、他の展示にはない世界を私たちに魅せてくれました。<br /><br /><img alt="110807g.jpg" border="0" width="381" height="510" src="//blog-imgs-26-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/110807g.jpg" /><br /><span style="color: rgb(153, 153, 153); ">ライアン・ガンダー《何かを描こうとしていたまさにその時に私のテーブルからすべり床へと落ちた一枚の紙》<br />リヴァーネ・ノイエンシュワンダー《テナント》</span><br /><br />球体が2つの作品で扱われています。一人の作家と思いきや、お二方の別々の作品を組み合わせているのです。私は率直に今回のために作ってくれた作品なのかと思っていたのですが、数年前の作品とのこと。部屋に不思議とマッチしていた分、それを聞いてちょっと残念でした。<br /><br /><br />またNYKについての作品は別途書きます。<br /><br /><img alt="line2.png" border="0" width="369" height="18" src="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/line2.png" /><br /><a target="_blank" href="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/tug12.png"><img alt="tug12.png" border="0" width="71" height="31" src="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/tug12.png" /><img alt="rank3.png" border="0" width="113" height="24" src="//blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/e/k/tekutekutoart/rank3.png" /></a>
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