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  1. はろるど・わーど

    2011-03-31 (Thu) 18:52

    上野の森美術館(台東区上野公園1-2) 「現代美術の展望 VOCA展 - 新しい平面の作家たち - 」 3/14-3/30 上野の森美術館で開催中の「現代美術の展望 VOCA展2011 - 新しい平面の作家たち」へ行ってきました。 本年の受賞者は以下の通りです。(以前、こちらのエント...

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上野の森美術館/現代美術の展望「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」

 上野の森美術館で行われている 現代美術の展望「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」
へ行ってきました。

110327a.jpeg
 


VOCA展は美術館学芸員や研究者、ジャーナリストなどに40才以下の若手作家の推薦を依頼。その依頼を受けた作家が平面作品の新作を出品するという方式で、今年で18回目を迎える賞です。

それぞれの作家さんを誰が推薦したのかということも話題になる賞ですが、
毎度選考基準が分からないという意見もあったり、気になっていた画廊の展示の作家さんも選ばれたりなどなど、この時期の風物詩的な展覧会ではあります。

公式HPは→こちら

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私が気になった作家さんを勝手ながら数人挙させていただきます。

石塚源太さん
【座標の地平】【Flatland#4】
この作品は、漆で画面を塗り、その中に金属のワッシャーやシャープペンシル芯、さらにホッチキスの芯などが埋め込まれています。現代の蒔絵のような作品ですが、とても面白いのが日常どこにでもあるもので装飾の様に画面を構成しているところ。漆の持つ深い深い黒と金属のぬらっとした光が人を寄せ付けない潔癖な美しさを演出しているような印象でした。よく言われるだろうと思いますが、まるで宇宙の情景のようにも見え、緊張感の持った怖さも感じさせる作品です。
石塚さんは京都の大学を出て、関西を中心に活躍している作家さん。
漆工芸の作品をシリーズで制作しています。

詳しい情報は→こちら


阿部岳史さん
【day dream #1】【day dream #2】
アクリルの絵の具で木の立方体に着彩して配置し、ピクセルのような作品を制作しています。
遠くから見ると、リアルな人の像に見えますが、近寄ってみるととても荒く配置された立方体で構成されていることがわかります。半立体のレリーフ状にもみえ均質化された画面ですが、とても技巧的に手が込んでいる作品でした。近くに寄れば寄るほど消えてしまう。そんな儚さを含んだ作品だと思います。

詳しい情報は→こちら


森千裕さん
【Eternal Itching ( SAYONARA )】
この作品は、透明水彩で描かれています。透明水彩とは思えない質感なんですよね。黒い画面の向こうに「SAYONARA」のサイン。手前はネオンでしょうか。左下には国旗を持った水兵?らしき人の行進が。不穏な空気を孕んだ構成で、見ているこちらを不安にさせます。とてもインパクトのある作品なのに、透明感もある。不思議と消え入りそうな印象をも持ち合わせています。
森さんは水彩画で独特な不安感を持たせた絵を描く作家さん。ポップなイラスト作品も描いています。

詳しい情報は→こちら


門田光雅さん
【凍てつく川】【氷山】
荒々しいブラシストロークが特長的な抽象絵画の作品。絵の具を盛って盛ってそれを画面上で混ぜているようです。キャンバスに色を埋めて埋めてぎゅっと凝縮したような印象を持った作品です。
広がりを感じるというよりも、奥へ奥へ深いところへ色をめり込んで行く。動きも感じながら、色の表情を楽しめる作品だと思いました。

詳しい情報は→こちら


クサナギシンペイさん
【ふりかえる】【くりかえす】
クサナギさんは、装丁などのイラストも描く作家さん。角田光代の「八日目の蝉」の装丁画なども手がけています。今回はクサナギさんのアクリル画のドローイングです。キャンバスの地を活かしながら、ぼかしたタッチで情景を描いていますが、画面内の要素は多くてひとつひとつ独立して見えもします。一件無秩序にも見えますが透明度の高い空気感を感じます。イラストレーターとしての作品の方が私は好きですが、違った面も見られたのがとても良かったです。

詳しい情報は→こちら


高石晃さん
【27本足】【絵の夢】
彼の作品は一件幼児性を感じさせる画風ですが、線の豊かさとマチエールをうまく構成して、素材感や触感までも感じさせる作品です。色が飛び込んでくるものもあれば、アースカラーで落ち着いた雰囲気もある。全体的な構図も、色の使い方もテーマもとても新鮮な描き方をする作家さんだと感じました。じっと見ていてもいろいろな表情が見えてくるので、本当に飽きません。

詳しい情報は→こちら


全体的に、劇画のようなインパクトある作品が多かった印象です。
絵画作品を初めて見た人もいて、新鮮だなと感じることもありましたが、普段の作品の方が良かったなと思う人もいました。あとは、半立体もしくはミクストメディアの作品も今年は少ない印象でした。
来年はどんな作品が選ばれるのか楽しみですね。

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会期末だということもあって、結構混んでいました。学生が多かった印象も。
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上野の森美術館
現代美術の展望「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」

会期:2011年3月14日(月) ~ 3月30日(水) 
時間:10:00 ~ 17:00(入場は閉館30分前まで)
*木・金・土曜日も 17:00 閉館

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  1. はろるど・わーど

    2011-03-31 (Thu) 18:52

    上野の森美術館(台東区上野公園1-2) 「現代美術の展望 VOCA展 - 新しい平面の作家たち - 」 3/14-3/30 上野の森美術館で開催中の「現代美術の展望 VOCA展2011 - 新しい平面の作家たち」へ行ってきました。 本年の受賞者は以下の通りです。(以前、こちらのエント...

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