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Author:ゆりbutainunana
デザインとイラストの仕事をしています。アートボランティアとして横浜をうろうろしていることも。
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瀬戸内アートの旅2 豊島から直島へ その2

さて、そろそろお腹も空いたので自転車で戻ることに。
でも行きは下り坂だからまだましだったものの、
戻る時は登り坂です。しかもパンク車で。
電気も無情にも切れてしまい、もうあとは培ってきた脚力のみで
ずっと登坂。
死ぬほどきつかった。これじゃあ不整脈もどんどん進むって…。

111223r.jpg

やっとご飯が食べられるところ「島キッチン」に到着。
でも無情にも定休日。。
なんという泣き面に蜂。
仕方ないので、もっと港まで戻ることにしました。

ちなみに、すぐそばにあった ピピロッティ・リストの作品も、
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーのストームハウスもお休みでした。

もちろん森万里子の作品も閉鎖中。

トビアス・レーベルガーの作品は、フェリーの時間に間に合わなくなるので断念しました。
交通のアクセスは結構計算に入れないと観たいものをこなせないですね。




さてさて、直島へ行っていよいよ憧れだったベネッセハウスへ。

その前に、とってもお腹が空いてしまったので、ご飯屋さんを探すも
かなりの確立でその日は定休日でした。
ガイドブックに載っている店は軒並み休み、困っているとカレーを出してくれるカフェを見つけたので、そこでカレーをいただくことに。

111223s.jpg


思わぬ偶然で入ったけれど、よく煮込まれたカレーで美味しかった!
フライも入ってて850円。さほど高くなかったのもうれしいです。



で、実はベネッセでは夕飯と朝食を食べませんでした。
それは何故かというと、
一食分の値段が高かった。夕食は6000円~ 朝食もバイキングで2500円という価格。
しかもその価格の割には…というご意見を聞いたので、
今回は直島の生協へ寄って2食分の食料を買いザックの中に詰め持っていきました。
本当はこういうことしていいのか分かりませんが、Park内に入ると食料調達が困難で背に腹は代えられないので。。
高松駅のすぐ隣にもスーパーがあるので、フェリーに乗る前にそこでも調達できます。
長期滞在される場合は、持参もいいかもしれません。
お菓子や飲料すらあまり施設内で手に入らないので。



ベネッセハウスは約20年前にキャンプ場を開いてから徐々にアート施設として発展していった場所。
このベネッセハウスはホテルも併設されていて、テレビもない携帯電話もつながりにくいアートとゆっくり向き合える大人の隠れ家のような場所です。

今回Park棟に宿泊。

111223l.jpg

入り口はこのようにアントニー・ゴームリー《サブリメイトIV 》が出迎えてくれます。
この奥に宿泊の部屋があります。
このゴームリーの彫刻、部屋から出る時に目の前に鎮座しているので、
扉出てすぐ「おっ、びっくりした。」と言ってる宿泊客をよくみかけました。
私もご多分に漏れず、びっくりした一人です。


111223m.jpg

部屋はこのような感じです。
壁にかかっているのは、ジェームズ・タレルの版画。
この作品の目の前で歯磨きなんかしてしまえる、なんとも贅沢な部屋ですね。


111223k.jpg

眺めはこのような感じ。遠くに見えるのが、高松港です。
この海の眺望はすばらしいですね。



111223n.jpg

思わずベランダに出てしまいました。
でも、隣のお部屋がすぐ覗けてしまうので、慌てて戻ります。
部屋の明かり付いてるときは、窓の内側扉しっかりと閉めておくことをおすすめします。。



111223o.jpg

Park内施設はラウンジも。ここは宿泊者のみ、ドリンクは無料で、飲みながら図版を読んでゆっくりすることができます。
トーマス・シュトゥルートの《パラダイス36、ニュー・スミュルナ・ビーチ、フロリダ》の作品も展示されています。



111223p.jpg

こちらは一階部分の杉本博司の作品があるスペース。
部屋には安藤忠雄と杉本博司のこの部屋に対する解説の雑誌記事が置いてあり、読んでからご鑑賞くださいと言われました。
遠くに見えるのは、光の教会ですね。


111223q.jpg

そして、地中美術館のタレルの作品《オープン・フィールド》で鑑賞できるナイトプログラムへ。
夕方の閉館後に集まって観るもので、あの空間の中に日没までの空を45分間眺めるというもの。
壮大な天体ショーにうっとりでした。これぞ、サイトスペシフィックな作品と催し。
真っ青から漆黒へと変化する空の色そのままを鑑賞でき、たくさんの星まで観られます。
プラネタリウムよりも断然贅沢な体験ですね、
自然の光と空の色、部屋内部の様々な色に変化するライトが呼応し、時には別の絵画作品と見間違えるかのような、平面的な色みの変化を楽しめます。
不思議に感じたのが、何万キロ離れた空も、何光年先の星もあの四角く切られた穴から観るととても平面的に感じるところです。
奥行き、距離感がなくなる。絵画のような印象になるのです。
タレルの作品の特徴ではありますよね。


豊島美術館といい、ナイトプログラムといい、サイトスペシフィックならではを鑑賞でき、アートがもたらしてくれる「非日常」をたくさん体験することができました。
直島・豊島でしか体験できない、さらにそこにアートがあるからこそ気付かせてもらえる何か。考えるきっかけを与えてもらえる機会に恵まれる。
その特別感が余計作品の印象を強くするのでしょうか。普段とは違う場所へわざわざ行かないと観られない貴重さも感じながら。もちろん、一つ一つの作品の力がとてもあるからこそ感銘を受けたのですが。
決してテーマは難しくないのですが、その中に身を投じると、普段の生活では味わえることのない感覚を体験でき、自然と人との関わりなどを再確認できました。
アートの在り方、存在意義を深く考えることができますね。
これがアートなんだ。という押し付けがましい作品が少ないのも特長だと思いました。
自然と無理なくその中に入り込むことができる。
だからアートに囲まれていても妙に疲れないんですね。
自分を見つめ直す良い機会にもなったなと思います。

さて、最後の日その3に続きます。
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