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連続展「風景考」/SATOSHI KOYAMA GALLERY

SATOSHI KOYAMA GALLERYで開催中の連続展「風景考」
へ行ってきました。

ギャラリーでのグループ展ということで、小規模でしたが、
出展されてるどれも響く作品ばかりで、結構感銘受けてしまいました。
今回の展示は、写真家で著述家の港千尋さんがディレクターを、美術家で写真家の勝又邦彦さんがキュレーターを務めたグループ展です。
写真あり、映像あり、油彩ありと「風景」というテーマを通していろいろな作品が見られたのがよかったですね。

公式HPは→こちらから



120309b.jpg
萱原里砂(写真家)

この前のメグロアドレスでもお世話になった萱原さんの作品は、凛とした風景でもどちらが天で地なの?と結構惑わされるので、別世界へ連れて行ってもらえたような気持ちがしますね。ここは日本なのでしょうか、でもそんな場所の詳細なんかどうでも良くなってしまうといいますか。現実にある場所だったとしても、そこは実際踏み込んでしまう気にならなくなり、萱原さんのファインダー越しに観ているからこその世界であって欲しいなと思うのです。普通にはない場所、ずっと遠くの特別な場所であって欲しいなと。
萱原さんは風景の写真を撮られていますが、何でもない森や木の風景をここまで別世界のように切り取ってしまえるものなんだと思える作品ですよね。人や動物のいない自然がどれだけ神秘的なものであって、怖さまで感じるものなのかを考えさせてくれる作品だなと思いました。




120309a.jpg
津島岳央(美術家、CG作家)

津島さんの作品も写真がとても印象的でした。
風車が写っている写真は、幻想的だけれど、バルビゾン派の絵画を観ているようです。ぼやっとした風景の中にむしろ入り込んでいきたいと思うようなそんな作品ですよね。
事前情報からCGの作品なのかなと思っていたのですが、こんなに幻想的な写真に出会えるとは。ノスタルジックな雰囲気もあり、全然見たことがない景色なのに、懐かしさまで感じてしまうのです。




120309c.jpg
福重明子(美術家)

福重さんの作品は初めて拝見したのですが、線と構図がとても魅力的なんですよね。細かい線で描く作家は多いと思いますが、この作品の一番の特長は配色と構図のバランスの良さ、そして、具象なのか抽象なのか分からないギリギリの造形で構成されているところかなと思いました。
こんな風景観たことないな、と思わせると同時に、線の繊細さと正確さに一目で魅了されるのです。
あれだけの細かい線を使いながらも、ぶれていない、ぐしゃぐしゃと描いていない。緻密な卓越した技をお持ちなのだなと感じました。
蛍光の色と黒の線のコントラストも気持ちよい配色で、観ていてうっとりしてしまいますね。だいぶ食い入るように拝見させていただきました。



line2.png


東日本大震災が起きてから一年経つという節目の時期ですが、風景が一日で一変してしまう体験をしてしまっている私たちにとって、「風景とは」とあらためて考え直すいい機会となるなと思いました。
どの作品も現実のようでいて、もう一つの不思議な世界を描き出しているような、別世界を覗いているような風景でした。


line2.png


SATOSHI KOYAMA GALLERY
連続展「風景考」

会期:2012年2月25日(土) - 2012年3月17日(土)
開館時間:水曜日 18:30-21:00
木曜日 金曜日 土曜日 13:00-19:00 (2月25日より18時まで)

Part I グループ展
参加作家:港千尋、マリ・ドゥルエ、勝又邦彦、萱原里砂、苅谷昌江(協力:ギャラリーテラトーキョー)、津島岳央、福重明子(協力:サードギャラリーAya)、古屋和臣
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